Autopia

次世代自動車、代替燃料、未来の交通手段などについて探求する。

『プリウス』を充電可能に改造、燃費は53キロ以上

2007年5月31日


John Gartner

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米Lithium Technology Corporation(LTC)社は、トヨタ自動車製『プリウス』にリン酸鉄リチウム(LiFePO4)を正極材料として用いた独自のバッテリーを搭載し、リッターあたり53キロ以上という燃費を達成したと、『Gizmag』が報じた。LTC社によると、バッテリーの電圧の監視を強化したことで不具合が起こりにくくなり、バッテリー駆動時間が向上したという。

もともと燃費の良いハイブリッド車のガソリン燃費を倍近く向上させたとは驚きだが、大いに気になるのは、それにかかる費用だ。LTC社のバッテリーを搭載したプリウスなら年間のガソリン代は400ドル以下(1ガロン3.25ドルとして)、それに対して通常のプリウスでは年間1000ドル程度になる。したがって、3000ドル程度なら、5年で元が取れることになるので、この改造に喜んで投資するドライバーも少なくないだろう。

カナダのトロント市でも、「プラグイン・ハイブリッド車」(PHEV:充電可能なハイブリッド車)の採用に積極的だ。このほど、市の公用車の一部をPHEVに変更する計画を発表している。

この上どんな動きを見せれば、自動車メーカー各社はPHEVの商機の大きさに気付くのだろうか? 自動車メーカーがPHEVに対応しないうちに、大口の顧客はサードパーティーに金を払って車を改造してしまうだろう。自動車メーカーは何をぼやぼやしているのか。

このブログは『Gizmag』を参考にした。

[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/高森郁哉]

WIRED NEWS 原文(English)

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