アカデミー賞を勝手に選定:SFの復権を!(4)
2010年3月 9日
脚色賞

脚色賞は『第9地区』のNeill BlomkampおよびTerri Tatchell氏。
共同脚本家をも務めたNeill Blomkamp監督は、非常になじみの深い「宇宙人からの攻撃」というジャンルの範囲内で、新鮮なストーリーをドキュメンタリー・タッチで語ることで、非常に高いハードルを越えている。以下はトレーラー
アニメ映画賞

Photo Credit:Focus Features
アニメ映画賞は、『コララインとボタンの魔女』。家の中で不思議な扉を見つけた少女の物語を3Dで映画化したHenry Selick監督のストップ・モーション・アニメだ。
実際に長編アニメ賞を受賞した、米Pixar社の『カールじいさんの空飛ぶ家』ほどとっつきやすく、明るい話ではななかった。だが、余裕でより多くの注目を集める作品だ。
作曲賞

Photo Credit:Fox Searchlight
作曲賞は、『ファンタスティック・ミスター・フォックス』のAlexandre Desplat氏。
『ファンタスティック・ミスター・フォックス』の音楽では、作曲家のAlexandre Desplat氏が弦楽器や管楽器による煽情的な構成を避け、その代わりにバンジョー、リコーダー、ハープなどのミニマル的な楽器でローファイ調に仕上げたが、これはWes Anderson監督が製作した、動物と彼らに悩まされる農場主との軽快なコメディーを完璧に際立たせる結果となっている。
最優秀作品賞

さて、最後の最優秀作品賞は『アバター』だ。
James Cameron監督は、映像生成ツールとして革新的な武器になるかもしれない手法を発明した。空想的な「もう1つの世界」に非常に堅実な物語を重ね合わせ、そのテーマを強力なモーションキャプチャ技術によって再現した『アバター』は、この10年においてもっとも重要な作品だ。
[日本語版:ガリレオ-向井朋子]
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