一度は乗ってみたい、斬新なコンセプトの自転車6種(3)
2008年7月 2日
(2)から続く
『Puma Bike』

独Puma社の『Puma Bike』は実際に購入が可能なので、コンセプト車というわけでない。だが、変わっているが素晴らしいものを作ろうとする精神にあふれた自転車であることは確実だ。
Puma Bikeはシングルギアで、デュアルディスク・ブレーキを備えている。
この自転車の最大の売りは、フレームの一部(ダウンチューブ)にケーブルを使用している点で、それによって盗難防止効果が大きく向上している。このケーブルを外せば、(折りたたんだ)バイクをロックするのに使用できる、というのがミソだ。
自転車泥棒がケーブルを切ったとすれば、この自転車に乗ることはできない。単純かつ、アレキサンダー大王に匹敵する発想の産物だ(アレキサンダー大王は、将来アジアを支配するものでなければ解けないとされていた『ゴルディオスの結び目』を剣で一刀両断にした人物だ)。
Puma社の自転車については以前にも紹介したが(夜光性の『Glow Rider』シリーズ)、われわれは実際に同社の自転車に試乗したことはない。したがって、ケーブルを使ったフレームが若干脆弱で、乗るのに不安定ではないかという懸念を確認できてはいない。
Puma Bikeの価格は1100ユーロだ。
Puma社の『Puma Bike』製品紹介ページ

『The Ride』
米Ellsworth Bicycle社の『The Ride』も、お金さえあれば実際に購入できる市販品だ。だが、The Rideが今回のリストに入るに値するのは、とても普通とは言えない変速の仕組みゆえだ。
通常の自転車のように一定数のギアを搭載するのではなく、「連続可変の遊星歯車機構」が無限変速を実現している。ハンドルに取り付けられたダイヤルを回すと、ハブの部分にある2枚のスチール製プレートの角度が変化し、トルクを調節する仕組みだ。
この機構は1490年代にレオナルド・ダ・ビンチによって考案されたもの。今ならわずか3000ドル弱でこの自転車を手に入れることができる。
『The Ride』製品ページ(ffelix、情報をありがとう!)
[日本語版:ガリレオ-向井朋子/長谷 睦]
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