エクストリームな哺乳類たち(2):センザンコウの「刃物のような鱗」など
2009年5月22日
メガネグマ

メガネグマ(Tremarctos ornatus)。生まれたときの体重は500グラムにも満たないが、大人になると140キロほどになる。顔もかわいい。
[メガネグマは、クマ科では唯一南アメリカ大陸に生息する。目の周囲に白や淡黄色の斑紋が入り、個体によってはメガネのように見えることが名前の由来]
鱗は刃物のようなセンザンコウ

Photo credit: D. Finnin/アメリカ自然史博物館
アジアに住むミミセンザンコウ(Manis pentadactyla)。このセンザンコウは、ケラチン(人間の爪の成分)の鱗で覆われている。身の危険を感じると、刃で覆われた球のようになり、同時にスカンクのような液体を相手に噴射する。だから、ミミセンザンコウを見かけた場合は近寄らないようにしよう。
[センザンコウの鱗は縁が刃物のように鋭く、尻尾を振り回して攻撃もできる。中国やアフリカでは食用にされてきた]
生体電流を感知、毒もあるカモノハシ

Photo credit: R. Mickens/アメリカ自然史博物館
カモノハシを入れなければ、奇妙な哺乳類を完全に網羅したとはいえないだろう。カモノハシは見た目が変わっているだけでなく、他の哺乳類のように子どもを胎児の状態で生まない――卵で生むのだ。他にも変わった点がある。カモノハシは母乳を出すが乳首がないため、腹部の皮膚の一部に母乳を染み出させ、子どもはそこから栄養を摂取する。
[カモノハシのゴムのように柔らかいくちばしには鋭敏な神経が通っていて、獲物の生体電流を感知することができるとされている。オスの後脚には蹴爪があり、この蹴爪からは犬程度の大きさの動物ならば死に至ることもあるほど強い毒が分泌されている]
Wired Science
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