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GPSによる「世界最大の一筆描き」は壮大な嘘
2008年5月28日

スウェーデンのアーティストErik Nordenenkar氏が、「世界最大の絵画」を描いたと主張している。
国際的な輸送会社である米DHL社の配送用飛行機やトラックの助けを借りて、GPS装置を入れたプラスチック製ブリーフケースを、不規則に曲がりくねった経路で世界を巡る旅に送り込み、11万664キロメートルの一筆書きを完成させたというのだ。
作品は、地球サイズのペンとなかなか気の効いた線の運びで描かれた、誇大妄想の神のようなNordenenkar氏の自画像となっている。
問題は、ブリーフケースがDHL社の飛行機の貨物室に消えていくところを映したビデオや、最終的な領収書の山を示した写真があるにもかかわらず、このプロジェクトがニセ物であることがほぼ確実であることだ。その理由を挙げてみよう。
つまり、これはでたらめだと断言しよう。もっとも、絵はなかなか素敵だ。
上のイメージはNordenenkar氏のウェブサイトのもの。同氏が作成したビデオを以下に紹介しよう。
更新:そう、やはりこれはニセ物だった。Nordenenkar氏はウェブページの末尾に「この作品はフィクションです。DHL社はGPSを運搬しませんでした」という注記を付けた。DHL社も、大学でのプロジェクトという触れ込みだったので同氏に倉庫での撮影は許可したがそれ以外は撮影させていないと述べたと報道されている。
[日本語版:ガリレオ-平井眞弓/合原弘子]

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