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「失敗作」から学んできたApple社の歴史:画像ギャラリー
2008年11月21日
茶色がかったベージュ色の『Macintosh 128K』から、ガラスとアルミニウムを素材とした現行の優美な『iMac』へと、Macintoshは1984年のデビュー以来、大きな進歩を遂げてきた。
変わらないのは、幅広い支持を集める製品を作る米Apple社の力量だ。しかし、忘れてはならない。同社は成功に至る過程で数多くの苦難に出くわし(日本語版記事)、長い年月の中でそれなりに失敗もしてきた(日本語版記事)。[過去記事「「Appleを救う101の方法」――先見性あり、10年前のワイアード記事」では、1997年にワイアードに掲載された、当時苦境にあったApple社向けアドバイスについて紹介している]
そこでこの記事では、24年目に入ったMacを祝う意味でも、消費者の期待と市場の需要に応えることができなかったApple製品(すべてがMacというわけではない)をいくつか振り返ってみたい。
これから紹介するリストが示すように、失敗作は練り直され、後にうまい実装に到達し、もっと支持される製品につながることが少なくない。実のところ、Apple社と同業他社とをずっと隔てているのは、適応して過去の失敗から学ぶ能力があるかどうかなのだ。その点を念頭に置いて、同社が一時的に犯した判断ミスについて考えてほしい。

- 『Lisa』
Lisaは、Apple社がApple IIで収めた成功を引き継ぐ試みだった(製品名については、Steve Jobs氏の長女にちなんで命名された、あるいは「Local Integrated Software Architecture」の頭文字を取った、といった話がある)。それは失敗に終わり、LisaはApple社の自信過剰を示す最悪の例の1つとしてその名を残している。
確かに、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)とマウスを備えた初めてのパーソナル・コンピューターではあった。しかしApple社は、この企業指向のコンピューターを発表したとき、普通の人に手の届く価格でパーソナル・コンピューターを作るという、同社が最優先してきた方針から大きく逸脱したのだ。
1983年のデビュー当時、Lisaは9995ドルという途方もない価格だった(現在の価値だと2万ドルあまりに相当する)。言うまでもなく、Lisaはあまり売れなかった。
企業は安上がりな『IBM PC』のシリーズを選択した。IBM PCはすでに企業のデスクトップ・コンピューティングを支配していた。結局Lisaは1986年8月に廃止されたが、そのときには、価格がもっと手ごろなMacintoshが正真正銘のヒット製品になっていた。(2)へ続くPhoto: Stahlkocher
[日本語版:ガリレオ-緒方 亮/福岡洋一]

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